mimiheartstepのブログ

知花敏彦先生の講和(CD・DVD)でこの世の真実を知ることができた。欠点だらけだった私が少しづつ変われていく。今、悩み苦しんでおられる方へ伝えられたら・・・

会社は誰のもの?

  私達が会社に戻って1ヶ月半後、ちょうど年の暮れでした。得意先の1つが倒産し、
民事再生法適用申請をしました。我が社も債権者となり説明会に行きましたが、社長はもっともらしい事を言います。 ”最善は尽くした” とは言うもののトップは常に自分の身だけはしっかり守り後はお任せしますという逃げ腰のように見えました。うちの債権もあきらめるしかなく大変な痛手を負いました。

 この会社も戦後、1代目の社長が高度成長期の波に乗り店舗を増やし、全盛期には12店舗ほどあったのですが、2代目になり外部から入れて来た社員に洗脳され言いなりになってしまった事から会社はどんどん傾いていきました。

 1代目は戦後焼け野原からの何もないところから1人で始めたのでやはりハングリー精神があったのでしょう、のし上がっていったのですが、2代目ともなると気がつけば親の会社が大きくなり、生活も豊かになり、危機感や向上心のようなものも持つ機会がなく育ち親の時にあった精神はどこかへ行き胡坐をかいてしまい・・・放っておいても商品は売れ好きなだけ収入がとれて、ゴルフや夜の世界でお金も好きなだけ使えて、豪邸も高級車も何の努力もしなくても手に入る・・・そして結果栄枯盛衰。決まりきったストーリーの通りです。

 そんな無知なトップで会社が発展すると思っていたのでしょうか? 

欲望のまま生きた結果です。

 なぜ、無知なトップというのは会社は自分のものだと思うのでしょうか? 

私達は創業者ではないので、

自分達のものという発想はありませんが、うちの両親もよく ”会社はわし達のものだ!お前らの好きにはさせん!・・・わしの会社だからわしが自由にして何が悪い!” 

などと耳にタコができるくらい聞かされました。確かに資本金を積んで会社を設立したのは両親ですが、これまでやってこれたのは社員がいたからなのです。社員が仕事を成し遂げるから会社は回るのです。もちろん社長1人で立派に回っている会社もあるかもしれませんが大半の会社は毎日社長1人で回すという事は困難で体ももちません、倒れます。

続きません。会社は人だいう事を忘れてはいけないのです。もちろん奴隷でもありません。

 主人はいつも社員を ”働く仲間” だと言います。また会社はみんなの働く場で生計を立てる場、そして欲を言えば人間力を上げる場にしたいとよく言います。みんなが働いて

稼いだ大切な利益を私達はただ預かっているだけなんです。正しく使い運営し、残りは

報酬として社員に返すものだと思うのです。

今は仕事に対して意欲的で不平不満を言う社員はいません。時々アンケート(無記名ではなく署名入り)もします。

①自分の給料は仕事に見合っていますか?

②当社の社員としての誇りはありますか?

③仕事上で困っている事や不都合な事、悩みはありますか?

④将来の自分はどうなっていたいですか?

⑤あなたの周りでよく働いている人は誰ですか? 

⑥会社に望む事や社長に何か言いたいことがあれば遠慮なく教えてください。


そして主人は一人一人にアンケートと真摯に向き合い日曜日1日かけて返事を書いています。

 先日は得意先が増えたので社員募集にハローワークへ出かけましたが、今は働き手が選び放題の為、いろんな条件に縛られ経営者にとってはこれからの人材確保が大変な時代なんだと大きな壁を感じてしまいました。人がいなければ会社は成り立っていかない事を思い知らされるばかりです。

 社員のほとんどが ”この会社で働けていることが幸せです” と書いていたことが

何より嬉しく、主人は泣いていました。