mimiheartstepのブログ

知花敏彦先生の講和(CD・DVD)でこの世の真実を知ることができた。欠点だらけだった私が少しづつ変われていく。今、悩み苦しんでおられる方へ伝えられたら・・・

仮想の世界を求める人々

 小さなお子さんからお年寄りまでディズ二―は大好きですよね。私が小さい頃からもう既に映画館では、白雪姫・ピノキオ・101匹ワンちゃん・眠れる森の美女・メリーポピンズ・・・などが上映されていたので上映中は母や姉達と必ず見に行き、帰りは本屋で

ディズ二―の絵本を買ってもらっていました。

 その絵本を毎晩寝る前に読むくらいディズ二―が大好きで、ミッキーマウスやプーさんやドナルドのぬいぐるみも38歳くらいまでたくさん持ち、車に飾っていたくらいです。

あの時の私のように、今でも世界中の人々はまるで催眠術(魔法)にでもかかっているように魅了されています
 18歳の時に、東京ディズ二―ランドができたので私は恋人ができたら、一緒に行く事を夢見ていました。が、彼(今の主人)とは未だ一度も行った事はありません。
なぜなら彼はそういう人工的に造られたものは好きではなく楽しくないと言います。

自然が好きなので、自然(地球)が造り出したものにしか心は動かないと言い、感動する人なのです。反対に私は昔から遊園地が大好きだったので子供が生まれたら家族で絶対ディズ二―ランドへ行こうと少しづつですがその為に何年もかけて貯金もしていました。

子供達が5歳と3歳になった頃その旨を主人にすると、 
 ”いい年(25歳くらい)してミッキーちゃんがそんなに見たいの?” 
 ”違うよ、子供達が喜ぶと思うから連れて行きたいんじゃない!私も18歳の時からずっと行きたいと思ってたから・・・だからディズ二―ランドへ家族で行こうよ” と言うと 
 ”ぼくは行かない~。3人で行って来たら? ミッキーちゃん、ミッキーちゃん” と
頭の上に両手を上げてミッキーマウスの耳のようにしてからかわれ、幼稚な私はその場で馬鹿にされた事があまりにも悔しくて泣いてしまった事がありました。


 それからしばらくは経済的にディズ二―ランドへ行くことができなかったのですが、
数年後、上の子供達(小学6年と4年)とうちの母と行き、三番目の子が4歳の時に友人家族と、主人抜きで行きました。
 子供達は行った時や行く前はそれはそれははしゃいで喜んで思いっきり楽しみました。が・・・
うちは男の子だからなのか?そんなに余韻はなく何日かするとあっさりとして夢から覚めたような印象で・・・私も行ってみて実は夢から覚めたようで・・・あんなに長年ディズ二―ランドに行きたくて行きたくて、主人に馬鹿にされた時は泣くぐらいディズ二―ランドに執着していたのに・・・馬鹿にされてでも行きたかったけれど・・・
 私の姉も大のディズ二ーランド好きで今までもう何10回と行っていますが、また行くそうです。娘(27歳)もディズ二ーランドで結婚式を挙げたくらい、母娘共々大好き
です・・・・でも今思うのは、そこは仮想の世界です。そこに人々は何を求めているのでしょうか?
 ディズ二―映画は確かに大切な事を教えてくれたりします。私も小さい頃から愛読し、大事な事を教わったと思っています。

 愛する事の大切さや大事な人を守るために自分を奮い立たせ立ち上がる勇気を持つ事で拓かれていく未来。辛く悲しい状況に追い込まれても諦めないで望みを捨てず希望を持ちうち向かっていく姿勢。
 けれどディズ二―ランドはそんな事は教えてくれません。ただ人工的に作られた施設の中で、 
 ” 日頃の嫌な事は忘れ(現実逃避)、楽しい時間を過ごす為にここでお金を使って行ってください。” という場所に思えたのです。
まるでピノキオが騙されて行った遊園地のよう。その中で楽しんでいる人達はロバ(心が)に変えられてしまいそう。
 先日参加した ” 巨大テーマパークに習う ” というセミナーでは、東京ディズ二―ランドは90%近くは非正規労働者だと言う事を知りました。そこで働く人に未来はあるのでしょうか?
それでもそこで働く非正規労働者は、東京ディズ二―ランドで働けている事がたとえ契約期間が1年でも誇りに思えるのだそうです。

 そのセミナーの最後に職員一人一人の笑顔が順番に映像から流れますが、その笑顔が今しか考えない未来の事は見ないようにしている現代人の象徴のような、私には作り笑いのように見えてしまいます。それでもどこか将来への不安を持って働かれているような・・・

 日々の接客でのふれあいにより得られる充実感やディズ二―ランドの魔法にかかり ”私は素晴らしい場所で働けている。仕事が楽しい” と錯覚しているような・・・

確かにお客様が喜んで笑顔になっていただけるのが幸せなのだと思います。それは素晴らしい事です。そこで働く人々が素晴らしいからお客様も幸せな空間を過ごし満足感を感じて帰られるのでしょう。そしてまた来たいと思いリピーターとなるのかもしれません。

 施設や箱ものを建てても最終的には採算が合わず閉鎖するところが多い中、ディズ二―ランドもお客様を喜ばす為にいろんな戦略を立てています。それはビジネスとして大変重要です。が、何よりそこで働く人がどれだけお客様をもてなし幸福感を感じていただく事に尽力しているかという事です。

 ミッキーマウスもミニーもドナルドもグーフィーも・・・ただの着ぐるみです。中身は人間です。ですが人はその幸福感を求めてディズ二―ランドへ出かけるのでしょう。
でも本当はすぐ近くに幸福感を得られるものはある事に気づいていないだけなのです。だから一瞬で終わってしまう仮想の世界で得られる幸福感の為にそこへ通っているように思えます。それはやはりうわべの幸福感、錯覚でしかないのですが・・・幻想・魔法にかかっているように見えてしまいます。ディズ二―の魔法から目が覚めた私・・・と言ってももう50歳過ぎているので当然ですね。