mimiheartstepのブログ

知花敏彦先生の講和(CD・DVD)でこの世の真実を知ることができた。欠点だらけだった私が少しづつ変われていく。今、悩み苦しんでおられる方へ伝えられたら・・・

物への執着

 うちの息子は車が大好きで小さな頃から車のメーカーと車種などよく知っていました。

高校の頃には好きな車に携わる仕事がしたいという理由から整備士の免許を取得する為県外の短大へ進学しました。

卒業後はメーカーの会社に入社して結婚もして。

ただ私達が危惧していたのは、趣味が車に凝ることみたいだったので、結婚もしたのに車にお金を使いすぎる事でした。メーカーに就職したのである程度ノルマもある為、高い車を購入し、その上自分のお小遣いの範囲だとは言っていましたが、それだけお金をかけているのでそれはそれは大事にしていました。

ある日、県外で親戚の法事があったので息子の車に一緒に乗せて行ってもらう事になりました。が、

・土足では乗らないように!

・飲食はしないように!

・内装品には触れないように!


など規制が多くて私達は乗り心地の悪い思いをしながら現地へ着きました。

法事の後の食事の席で、主人は親戚の方々と久しぶりに会えたのが嬉しくてついついお酒を飲みすぎてなかなか帰ろうとしなかった事から駐車場(車間が狭い)に止めた自分の車が気になる息子はイライラが募っていました。早々に外で待っていました。やっと私達が駐車場に行って車に乗ろうとした時、主人は酔っ払っていたのでドアを駐車場の壁にあててしまい・・・息子は激怒!

主人も素直に謝ればよかったのですが、まさかこんな事で息子が怒るとは思いもよらなかったようで・・・”車は車だ。車は人や物を運搬する道具だ。傷が付こうがへこもうが目的地に着けばいいんだ。車に執着しすぎだ。それよりもっと大事な事がある”と言ってしまった為、息子の気持ちは鎮まらず、主人の行動を非難し・・・私は息子と別れ際、

 ”あなたの物を傷つけたのに謝らなかったお父さんも悪いけど、あなたもあなただよ。お父さんにあそこまでいう事ない。お父さんより大事な物がこの世にあるの?”と言って修理代を手渡しました。

 私は悲しくなりました。・・・でも仕方ないのです。私も若い時は物に執着して傷がついたり、汚れたり、壊れたりするとその犯人を捜し責めたりしたことがありました。大事にしていた物ならなおさら・・・気持ちはわからないわけではないのですが・・・

でもこの世の物とはいつかお別れしないといけないんです。いくら大事にした物であってもいつかはお別れする時がきます。

その物に執着し過ぎると周りが見えなくなってその物が傷ついたり壊れた事で大事な人を傷つけてはいけないという事がこの年になるとわかってきたのです。

だから息子にも早く目を覚ましてその事に気づいてほしいと願いました。息子にはもう大事な家族がいる。家族より大事なものはない事に。かけがえのないものにどうか気づいてください。車を飾ったり、自分を着飾ったり、うわべばかりに捕らわれないで欲しいと願うばかりでした。

あれから彼もいろんな出来事を経験したようで、大事な事がやっとわかり始めています。

あの車はというと売ってしまい、今は中古の軽自動車(ボロい)で車をいじる暇もないくらい仕事に勤しんでいます。