mimiheartstepのブログ

知花敏彦先生の講和(CD・DVD)でこの世の真実を知ることができた。欠点だらけだった私が少しづつ変われていく。今、悩み苦しんでおられる方へ伝えられたら・・・

小さな彼の心の内側は・・

 まるで火山のような私でした。人から何か気に入らない事を言われたり、脅されたり攻撃されると怖くなり自分を守るために攻撃してしまいます。すごい怖がりでした。

 小さい頃から泣き虫で幽霊や祖父の田舎の灯りのない山道や家の玄関に飾っていた鬼の面や怒鳴り声やゴキブリや蛇やカエルやTV放送の”ゲゲゲの鬼太郎” さえも怖くて大人になるまで見たことがありませんでした。

 そんな私がよく田舎で暮らせたと思います。ましてぶどう畑にはカエルは常駐。

それも大きなカエル。最初の頃はきゃ~きゃ~と悲鳴を出していましたが・・・そのうち、カエルに出会っても驚くことはなくなり、

 ”あら~あんたみたいな大きなカエルさんが葉っぱに乗っかってたら葉っぱがしんどそうだよ~” と話掛けたりしていました。

蛇もぶどうの枝を時々シュル~シュル~と。蛇には、”ごめんね、悪いけど出て行ってくれる?” と棒で巻き付けて川へ。 

 山へ子供と一緒にカブトムシやクワガタを獲りに行くとマムシを見かけ、これはさすがに猛毒を持っているので、一目散に逃げるしかありませんでした。

 家にはネズミがチュ~チュ~と言って目の前を通るし、夜寝ていたら耳の辺りを何か這っているようなので手ではらうと何だか変な感触に目を覚まし、電気をつけるとムカデが・・驚き慌てて横で眠る息子を抱き上げムカデから守る。それからはムカデとの戦い。ムカデは半分体を持ち上げてこちらに向かって威嚇するんですね、初めて見ました。インターネットで調べるとムカデも怖がりなので賑やかなところには出て来ないとか、母親は子供をすごく大事にし、守るそうだという事を知りました。なんだかたかが虫とはいえ、どんな生物も子供を守ることに必死になるなんてすごいな~って思いました。虫にも虫の愛情があるんだと同時にやはり私達は同じ生命なんだと気づかされます。

 私は火山のようなので、いじめの問題がおきた時、保護者会でまた噴火してしまいました。問題の子にもいろいろな事情がありました。私はその子を責める気にはなれませんでした。その子の父親(幼い頃離婚しているので)に立腹していました。父親は子供を自分の母親(祖母)に任せっきりで自分は育児には参加せず、参観日も運動会もその他の子供の行事にも顔を見せる事もなく・・・なぜその子はこんな事をしたのか?その心の内面、内側をもっと周りの大人達、特に親は考えてあげる必要があると思ったのです。彼には彼の理由が必ずあるという事を知るべきだと思ったのですが、当の父親は保護者会にも出席せず・・・他の保護者はその子の生い立ちや家庭環境、いつ頃両親が離婚してその後その子にどんなつらい事があったかなどよく知っていました。私は新参者でこちらの生活はまだたった数年でよくわかりませんでしたし、父親がどんな人かも・・・その子のおばあちゃんが出席し謝っていましたが、私は母親なら自分の息子を甘やかさずもっと ”おまえ(父親)が子供と関わっていきなさい” と叱るべきではなかったのか? と心の中で思っていました。おばあさんの言葉を聞いているうち

おばあさんが責任を感じたところで彼を守れるのは親なんだと思うと沸々とまた怒りがこみあげてきて、気づくととうとう爆発していました。

 ”どうしておばあちゃんなんですか? どうしてお父さんが来られないんですか? 

あなたが息子を甘やかすから息子は子育てをせず子供と向き合わないんじゃないんですか? だからこういう問題が起きているんですよ! 彼を救えるのはお父さんなんですよ! 今お父さんが子供と本気で向き合わないとこのまま中学、高校と思春期を迎えたら間に合わなくなるんですよ! 今なんですよ!” と教室に私の興奮した大きな声が響き渡り・・・主人が

” もういいよ ” と手を引っ張り ” ハッとすると我に帰り、うわ~と自分が怖くなり・・・穴があったら入りたい気持ちになりました。 

 でもなぜ皆そんなに冷静でいられるのか?子供達の事を本気で考えているのか?と思うと居ても立っても居られなくなり黙らずにはいられなくなっていました。

 おそらく他の保護者の人達もドン引きではないか?と思っていましたが、帰る時に一人の保護者の方が寄ってきて、私は失敗した~という顔をしたのですが、

 ”よく言えたね〇〇さん。驚いたよ。でもあなたの言う通りよ。みんなあの子を児童相談所や特別な施設へ追い払う事ばかり言って、あの子の根本的な問題に踏み込む人がいなかったけど〇〇さんの言葉はみんなに響いたと思うよ。” と言ってくれましたが・・・

 その後主人は何とか彼に大事な事を伝えたかったので彼を誘って神社へ参った時に、

 ”今のままでは自分にとって何もいい事にはならない。みなしごハッチではない、おじいちゃんもおばあちゃんも君の家族だよ。小さな頃から君の世話をしてくれ、愛情を注いでくれたおばあちゃんに心配かけて、泣いている顔を見たい? 親や周りのせいにせず、努力すればきっと幸せになれるんだよ。みんな幸せになるために生まれてきているんだよ” と言うと彼は ” 勉強も頑張ってみる。サッカーも頑張ってみる ” と言う彼の顔は、とても素直な問題を起こすような子にはとても見えないくらいでそれから少しづつ表情にも明るさが出てきました。卒業まで主人は励まし見守りました。そしておばあさんとおじいさんもお父さんもそんな主人にとても感謝してくれて、何度も家を訪ねたり訪ねて来られたりし、私までも良い関係になれました。私は恥ずかしい事におばあさんやお父さんを責める事しかできなかったし、私達他人に出来る事などより親の愛情しかないと思っていましたが、小さな彼の心の内面や内側を見つめる事ができた主人は少しですが彼の支えになれたのではないかと思いました。本当に主人は愛がある人だなと思います。